「自分は、小さい頃から滑舌が悪い」という方!
「自分は、小さい頃から滑舌が悪い」という方!
まだまだ改善の余地はあります。
なぜ滑舌が悪くなるのでしょうか?原因としては舌、頬、顔の筋肉が十分に鍛えられていない事が挙げられます。歯並びも一要因のようですが、大部分は「筋肉が不十分だから」です。
つまり、顔周りの筋肉をしっかり鍛えれば、改善を見込めるのです。
滑舌を上げる、効果的な練習方法を見ていきましょう。
母音を意識する
歌手でもそうですが、「母音を意識すると、言葉が生きてくる」と言われる程です。
言葉は母音と子音で成り立っています。試しに子音だけで何か言葉を言ってみましょう。
息だけの音となり、何を言っているか分からなくなりますよね。
母音を意識する事で、発声にメリハリが付き、滑舌も良くなります。
どんな題材の発声練習でも「母音を意識」して発声しましょう。しっかりと母音癖をつける事が大切です。
舌の筋肉を鍛える
早口言葉は、舌の筋肉を鍛えます。
特に滑舌の悪い方は、サ、タ行、濁音全般が弱いと言われているので、これらの弱点を克服できる練習素材を使うと良いですね。
例)
輸出車 輸出湯 輸出酢
魔術師 手術中、手術中 集中術 著述
美術室 技術室 手術室
美術準備室 技術準備室 手術準備室
美術助手 技術助手 手術助手
生産者の申請書 審査
よぼよぼ病 予防病院予防病室 よぼよぼ病予防法
貨客船の旅客
骨粗鬆症 訴訟 勝訴
打者 走者 勝者 走者一掃
発声しない舌を鍛える方法を以下に挙げてみましょう。
- 口を閉じたまま、舌をグルグルと回す
- 口を閉じて、舌の先をなるべく細くすぼめる様にして、力を入れる
- 天井に向かって、思い切り舌を出す
- 正しい舌の位置を意識する
→歯に当たっている方は出っ歯の傾向があるのだそう。正しい位置は前歯の後ろです。
■口回りの筋肉を鍛える
一番簡単な方法は「笑う事」です。楽しい、嬉しい事があれば思いっきり笑いましょう!
笑う+ひと手間かけると、さらに効果的に筋肉が鍛えられます。
@ まずはニコっと大げさに笑ってみましょう(口を閉じて)
A その状態で、歯磨きの後に口をゆすぐイメージで、前歯と唇のあたりに空気をためて、動かします。お水を口に含んでみると、より分かり易いかも知れません。
「バビブベボ パピプペポ マミムメモ」を早口で子音を意識しながら発声する方法もお勧めです。
滑舌の悪さは、毎日の訓練で改善可能です。
特に笑うだけで筋肉を鍛えられるのですから、楽しい事があった際には、思いっきり笑うようにしたいですね。
発声しなくても出来る滑舌改善方法もあります。通学、通勤中、テレビを見ながらなど、隙間時間を上手に使って、弱点を克服して行きましょう。
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