俳優と声優の演技力の違いは何故生まれるか

俳優と声優の演技力の違いは何故生まれるか

どちらも演者という立場には変わりない俳優と声優ですが、やはりアフレコをやらせると差がでます。どちらも演技のプロのはずなのにその違いはどこから生まれるのでしょうか。

 

俳優と声優の演技の違い

俳優も声優も演技をするという意味では同じですが、決定的に違うのは声優の場合「声だけで全てを表現しなければならない」ということです。

 

表情や身振り手振りといったものは感情や思考を伝えるのに重要な役割を持つツールですが、それを封じられるということです。

 

なので普通よりもすこしばかり大げさな演技をすることが求められます。

 

ジブリの宮崎監督のようにそうしたオーバーな演技を嫌い、あえて俳優さんばかり起用するケースもあります。(まあジブリほど巨額の投資をするようなアニメ作品の場合、回収が大変なので宣伝戦略の意味合いもあるでしょうけどね。)

 

マイクの扱いの慣れ・不慣れ

いくら演技派といわれる俳優さん、女優さんであってもやはり声優をやらせると少し違和感を感じることはあります。

 

これはマイクの扱いの問題が大きいです。

 

スタジオのマイクにうまく声を乗せるにはマイクセンターにダイレクトに声をぶつけるような発声方法が必要です。

 

ですが俳優さんはそういった発声方法を教わっていないことが多いので、マイクからの距離が不安定だったりマイクから外れたところに音を当ててしまったりと、うまくマイクに声が乗らないことが多いのです。

 

昔は俳優も声優も同じだった?

昔はそもそも声優という職業が確立されていませんでしたので、アフレコの仕事も俳優や舞台役者の仕事でした。

 

今はアニメ映画や洋画の吹き替えに有名女優や俳優を使うことが多く何かと批判されてしまいますが、声優の歴史を考えるとわりと普通のことなんです。

 

海外では今でも声優の仕事は俳優の副業という位置づけですし、アフレコは専門の声優がやるべしという強い風潮は日本独特のものかもしれません。

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